令和4年9月

定例議会 一般質問(県議会)

本会議で質問を行いました。
【教員不足】
(Q)昨年の文科省調査では、全国の公立小中高校、特別支援学校、約3万3千校のうち、1,591校で欠員が生じ、不足する教員は2,065人という結果が判明した。
教員不足は深刻であり、子どもたちの学びへの影響、非正規職員への過度な依存、教職の魅力低下が懸念される。愛知県の教員採用試験の採用倍率は、2019年度 5.1倍、2020年度 4.5倍、2021年度 4.3倍、2022年度4.1倍、2023年度 3.7倍と減少している。教員不足⇒多忙化⇒辛い職業イメージ⇒志望者減少という負のスパイラルから抜け出すことが必要である。
(A)来年度は、教員採用を140人増やし、採用予定を1,710人とする。また、部活動指導員、ICT活用支援員など外部人材の活用、民間コンサルタントによる働き方改革を進め、教職の魅力を高めつつ大学生に発信する。民間企業と同様に、大学3年時での一次試験も可能にしたい。
【イノベーションの創出支援】
(Q)政府の「骨太方針2022」では、社会課題(脱炭素、DX、健康長寿、防災など)の解決そのものをビジネス化する成長戦略が示されている。行政内部では浮かんでこないような民間の発想を吸い上げる仕組みをどう創っていくのか。
(A)民間から社会課題の解決、地域活性化に寄与する提案を受け付ける窓口を県庁内に設ける。有識者による「革新事業創造戦略会議」が、優れた提案を選び、ワーキンググループを立ち上げる。提案者には実現までパートナーになって頂く制度にしたい。あわせて、県からの資金面や技術面での支援策を検討していく。

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