令和3年3月

定例議会 議案質疑(県議会)

環境局の予算案について質疑を行いました。
【プラスチックゴミ削減の取組】
(Q)プラスチックごみ、特に海洋プラスチックの増加が世界的な問題になっている。本県のレジ袋の利用削減の状況はどうなっているか。
(A)レジ袋辞退率を大幅に向上させた店舗を表彰しており、2018年度には、県内で約3億枚のレジ袋を削減した。今年度は、環境省主催の「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」にて優秀賞を受賞した。
国の調査で、昨年のレジ袋有料化に伴いレジ袋辞退率が約30%から約70%に向上したことを踏まえ、本年1月から、表彰対象となるレジ袋辞退率目標を50%から80%に引き上げ、さらなる削減を目指す。

(Q)SDGSでは、2030年までに様々な持続可能な開発目標を定めており、今後10年間は、未来を決める大切な時間と言える。プラスチックごみの削減のため、どのような啓発活動を行っていくのか。
(A)プラスチックの長期利用や、分別の徹底など、安易に廃棄しない意識の向上が重要である。
子ども達には、ポイ捨てされたプラスチックが海に流れ出てマイクロプラスチックになってしまうことや、プラスチックごみを減らす工夫などの環境学習を推進する。
事業者には、製品の設計段階からプラスチックの使用を削減しながら再利用する事例紹介のセミナー、市町村職員や市民団体向けの研修を推進する。

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